五輪!オリンピック!Olympic!
今日の札幌は朝からど~んより曇っています。気持ちお日様が見えるかな?という時もあるようですが。お盆が明けて以降、すっかり初秋のような気候が続き、朝晩めっきり肌寒くなっていますが、昨日・今日といくぶん暖かめ。昨日は24度だった最高気温、今日は23度の予想となっています。
さて、お盆の帰省ですっかりオリンピック好きに拍車がかかり、帰宅してからも、ブログを書く暇も惜しんでとにかくほぼ1日中オリンピック三昧の生活を送っていたもので、こちらはすっかりご無沙汰になってしまいました。
メダル数ではアテネに及ばなかった今回の北京五輪ですが、真剣に見た度合いは圧倒的に今回の方が上でした。それはメダル数では及ばなかったものの、入賞数では大きく上回っていたことが理由なのかもしれません。諸外国と比べて日本ではメダルは獲得できなくても入賞できれば評価する傾向が強いそうですが、その気質どおりということなんでしょうか?24日(日)に閉会式も済み、選手団も帰国したことですから、私なりの今回の北京オリンピックの総括ということで、良くも悪くも印象に残った12(10では納まらなかったので…)大ニュースを記しておこうと思います。
番外 期待はずれだったいろいろ (1)バレーボール・男子予選全敗での敗退&女子薄氷の5位入賞 どちらもメダルを目指していたはすが、今回もまた内弁慶でしかなかったのか、という結果。圧倒的な声援の後押しを受けないと活躍できない体質?になってしまっているのでしょうか? (2)マラソン・男女とも入賞ならず惨敗 女子・野口、男子・大崎両選手は故障による欠場、女子・土佐選手はレース中持病の外反母趾の痛みに耐え切れずリタイヤ、男子・佐藤選手はやはり調整失敗による体調不良の模様で完走者の最下位、日本人最上位だった男子・尾方&女子中村両選手とも13位と優勝争いからは早々に離脱していたため応援する気持ちも半減してました。世界のレベルが上がった今、もはや日本のお家芸ではなくなってしまったのでしょうね。現実をしっかり把握して対策を練ってもらわなくては。 (3)男子柔道・メダル獲得史上最低の金2個どまり 実績をかなり考慮して選考した女子と違い選考会での成績重視で代表を選考した男子は惨敗。初戦敗退もひとつではなく。この結果をどう捕らえるべきなのかは難しいところです。やはりオリンピックには魔物が棲んでいるから、経験は大事なのか…。言い尽くされていることですが、もはや柔道ではなくJUDOなんですよね。世界の流れにしっかり対応しなければ、今後も浮上することはできないんだろうと思います。
第12位 女子卓球団体戦・4位入賞 福原愛ちゃんにとって小さい頃からずっと夢に見ていたという憧れの北京オリンピックの大舞台。この団体戦で完全燃焼してメダルを獲りたい!という強い願いは残念ながらあと一歩のところで叶いませんでした。それでも平野・福岡両選手との3人でのチームワークは本当に素晴らしく、まさに団体戦ならではのいい戦いを見せてもらえたと思っています。
第11位 女子バドミントンダブルス・スエマエ4位、オグシオ5位入賞 開幕前は画期的なバドミントンアイドル・オグシオばかりが取り上げられていた女子バドミントン。終わった今ではすっかりスエマエの評価が高くなりましたよね。ランキング1位の中国ペアを破った準々決勝は本当に手に汗握る展開で勝った瞬間の二人の感激は見ているこちらまで胸が熱くなりました。そして、期待のオグシオもベスト8に進み5位入賞と健闘したと思います。ゲーム以外の部分でも注目されてしまう余計なプレッシャーの中でここまでできたことはそれなりに評価に値すると思うし、先にスエマエが中国ペアを破った後にまた中国ぺアと対戦しなければいけなかったという状況の悪さもありましたし。この両ペアの活躍でまだまだマイナー競技であるバドミントン人気が盛り上がることでしょう。
第10位 女子レスリング・全階級でアテネと同じメダル獲得 アテネとまったく同じ結果(金2・銀1・銅1)というのは、全階級金メダルを狙っていた状況から考えれば正直やや期待を下回った感がありますが、でも、金メダルを獲れなかった二人の試合後のその笑顔の清清しさに胸を打たれました。アテネではせっかくのメダルが輝いていませんでしたものね。ただ直後から引退の話ばかりになってしまったことが残念です。もっとゆっくり考えてもらえたらな、と思います。
第9位 女子ウエイトリフティング48キロ級・三宅宏美6位入賞 重量挙げ界の親子鷹として北京でのメダル獲得だけを目指してがんばってきた三宅選手でしたが、プレッシャーからなのか直前に思わぬ体重減少の影響が出てしまい残念ながらメダル獲得はなりませんでした。大会初日、日程上日本初のメダル獲得なるか!?という注目もあっただけに、なおさらプレッシャーが大きかったんだろうな、と思います。大城みさき選手(8位)とのW入賞、胸を張っていい成績だと思うのですが…。あの悔し泣きの痛々しい顔が見ていて辛かったです。
第8位 体操女子団体・5位入賞&男子団体・銅メダル、個人内村選手銀メダル 女子は、久しぶりに出場した団体戦で予想を上回る5位入賞は本当にがんばったね!と素直に褒めてあげたい気分です。小さなヒロインたちの精一杯の気合のこもった演技は、これまでの努力がしっかり実を結んだものなんだろうな、と思いました。男子と比較されて辛かった時期もあったと思いますが、ここまで盛り上げてきた塚原千恵子監督の心からの笑顔が印象的でした。男子はアテネに続く団体連覇を期待されていましたが、事前の実績どおり技の難易度重視のルール改正はやはり不利に働いて中国には離され、アメリカにまで置いていかれそうでした。それでも諦めずに追い上げて掴み取った銀メダルは、富田選手の言っていたとおり金色に輝く銀メダルだったな、と思います。また個人総合での内村選手の銀メダル獲得も前半のあん馬の落馬の失敗にめげず、しっかり演技して掴み取ったものでしたよね。ロンドンでは間違いなく中心選手になるはず。次はぜひ金を!と期待させてくれるすばらしい結果でした。
第7位 女子シンクロナイズドスイミング・デュエット銅メダル獲得もチームはメダルならず5位 中国とのアジア決戦の様相を呈したこの競技。大会前の状況を考えれば日本圧倒的に不利というのは間違いなかったところ、デュエットでは中国双子ペアにミスが出たこともあり銅メダルを死守することが出来ましたが、チームではその波に乗り切ることができず、よもやの底に足が着くペナルティで順位を下げられ5位タイという結果で、ここまで開催された全大会で唯一メダルを獲得し続けていた日本の歴史が途絶えました。このことで、せっかくデュエットで獲得したメダルも心から喜べなくなってしまったのかな?と鈴木・原田両選手が気の毒になってしまいました。でも、チーム戦に限れば素人目で見ても明らかに中国が優れていたのは事実です。この結果を今後の強化にしっかり生かしてもらいたいと思います。
第6位 男子陸上100m&200m・ボルト圧倒的な金メダル2冠 あの速さは一体どうなっているんだ!?別次元の走りに本当に驚くしかありませんでした。あまりの圧倒的な強さに、100mでのゴールは世紀の欽ちゃん走りなんて評されていましたね。
第5位 男子競泳・水の王者フェルプス脅威の8冠 こちらも一体生身の人間にできるものなのか!?と驚かずにはいられないほどの驚異的な記録達成でしたよね。日程上どうしても連日複数レースが続く訳ですから相当な体力と集中力が必要だし、個人競技だけでなくリレー種目もある訳ですから、いかにチーム力もすばらしいものだったか、という証明ですよね。ある意味チームアメリカによる勝利と言ってもいいのでは、と思います。
第4位 野球・星野JAPAN4位、メダル獲得すらならず 金メダルしかいらない!と力強く宣言していた星野JAPANでしたが…。結果は見るも無残。上位3カ国(韓国・キューバ・アメリカ)には予選から全敗で、はっきり言って日本の強さなどどこにもみられませんでした。たまたまこの時期に体調が悪かったり調子が悪かったりしただけ、と選手を庇った星野監督の発言にも呆れました。プロなのだから結果がすべて。ヘンな温情は要りません!短期決戦で勝つために最強の24人を選ぶべきだったはずなのに、故障の心配のある選手や明らかに万全でない選手を選んだり、そもそも選手選考を遅らせて合宿期間も十分に取れないような日程で本番に臨んだ時点でそもそも間違いでしたよね。逆転された後、すっかり意気消沈したベンチ。チーム一丸となって必死に戦うという姿勢がまったく見えない準決勝や3位決定戦は見ていて本当に悲しくなりました。選手選出・選手起用とも監督の手腕を疑わざるを得ない結果でありながら、なお次回WBCの監督候補最有力という状況にふざけるな!と暴言を吐きたくなります。どうか、野球ファンを納得させる結果を残せる人を選んでいただきたいです。
第3位 女子ソフトボール・悲願の金メダル 姉妹競技でありながら野球とここまで対照的な結果を残した女子ソフトボール。厚く高い常勝アメリカの壁を決勝で見事に打ち砕き悲願の金を獲得した瞬間は、解説していた宇津木元監督ならずとも「やったぁー!!!」と大きな声が出てしまいました。翌日の「とくダネ!」で小倉さんが、宇津木さんと抱き合って喜んだ場面を紹介し、実はその時まだNHKの実況中だったことを暴露していましたね。実況を放り投げて喜びを分かち合いたくなった宇津木元監督の気持ちは十分理解できます。そして、昨日の「報ステ」でアメリカに勝つために綿密に練られた作戦が紹介されていて、なるほど!と感心しました。本当にすばらしい勝利でした。
第2位 競泳男子・北島選手平泳ぎ100m&200m堂々の2冠2連覇そして400mメドレーリレー銅メダル 有言実行の北島選手は、本当にスゴイ人です。そして、オリンピックの勝利の女神に愛されている人なのかもしれません。100mの手に汗握る接戦を世界新で制した時の歓喜の様子、そしてインタビューでぐっと詰まってじんわり涙を浮かべ「何も言えねぇ。」と絶句した様子に、こちらまで泣けました。そして200mの余裕の勝利には、その圧倒的な強さに感服しました。それと400mメドレーリレーでの銅メダル獲得も忘れてはいけませんよね。こちらも北島選手一人ではなしえなかったこと。背泳ぎの宮下選手・バタフライの藤井選手そして自由形の佐藤選手。4人で一丸となって獲得した宝物です。個人種目で振るわなかった佐藤選手の感極まった涙にもらい泣きしてしまいました。できるものなら、これからも北島選手の泳ぎが見たい!と思いますが…。勝者でい続けることの難しさは想像を絶するということもわかるので、とにかく今は心ゆくまで休息してもらいたいです。
第1位 陸上男子100m×4リレー・男子トラック初の銅メダル獲得 こんな日が来るなんて正直思っていませんでした。アテネの4位だって本当にスゴイと思ったのに。昨年の大阪世界陸上でアジア新を出しても5位で、世界の壁の厚さを実感させられたばかりだし。それだけにその瞬間の感激はひとしおでした。このために引退を撤回したアンカー・朝原選手、北海道出身ということで無条件応援し着々と実績を残す姿を見てきた3走・高平選手、個人種目では1次予選敗退で呆然としていたところから立ち直って見事な走りを見せてくれた2走・末続選手、脚の不安を抱えながら抜群のスタートダッシュを決めてくれた1走・塚原選手。何度も合宿を繰り返し、リレー種目の要、バトンパスの精度を上げることで掴んだこのメダルは本当に努力の賜物です。トラック上で喜びを爆発させる4人と、直前の400m×4リレーで突然の代替出場で結果を残せなかった為末選手がスタンドで感激の涙を流している姿の両方に泣かされてしまいました。不甲斐なかったマラソンとは正反対の結果に、日本陸上界ももっとトラック競技に力を入れてもらえれば、と思います。
さまざまな批判がありながらも大会運営上はとてもスムーズに終わったそうな北京オリンピック。開会式や閉会式、そして、競技施設もすべて国家事業として圧倒的な財力をかけ、人海戦術を繰り出し、ある意味感嘆せざるを得ないオリンピックでした。次のロンドンはコンパクトを掲げる正反対のものになりそうだそうです。その次は…東京になるのでしょうか?そちらも気になりますが。スポーツを通じて平和を実感できるそんな祭典になるよう、祈りたいものです。
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